HSK(五級)紹介

HSK五級は、受験生の中国語の応用力を測り、「国际汉语能力标准」五級、 「ヨーロッパ言語共通参考標準(CEF)」C1級に相当する。HSK五級に合格した受験生は、 中国語の新聞や雑誌が読め、映画やテレビ番組を楽しむことができ、中国語を使って完全なスピーチができる。

一、試験対象

HSK(五級)は主に毎週2~4時間のペースで中国語を2年以上学び、2500個の常用単語を習得した受験生に向けている。



二、試験内容

HSK(五級)は合わせて100問、リスニング・読解・記述の3つのパートに分かれている。

試験分類 試験内容 出題数 試験時間 満点
听力(リスニング) 第一部分 20問 45問 約30分 100点
第二部分 25問
阅读(読解) 第一部分 10問 45問 40分 100点
第二部分 15問
第三部分 20問
书写(記述) 第一部分 8問 10問 40分 100点
第二部分 2問
答案用紙に記入 10分
合計 100問 約120分 300点

すべての試験時間は約125分間(受験生が個人情報を記入する時間を含む)

1.听力(リスニング)

第一部分は合計20問。問題の音声は1回のみ流れる。すべての問題は2人がそれぞれ2回話し、 第三者は対話の内容から1つの質問をする。問題用紙にはその質問の答えとして4つの選択肢が用意されていて、 受験生は流れる音声に従い、最も合う選択肢を選ぶ。

第二部分は合計25問。問題の音声は1回のみ流れる。すべての問題は4~5文の会話あるいは短い話で、 その内容について1つか2つの質問をする。問題用紙には質問の答えとして4つの選択肢が用意されていて、受験生は流れる音声に従い、最も合う選択肢を選ぶ。

2.阅读(読解)

第一部分は合計15問。すべての問題には1つか2つの文があり、文の中に空欄がいくつかある。受験生は用意されている4つの選択肢から、適当なものを1つ選んで空欄を埋める。

第二部分は合計10問。すべての問題には1つの短い文があり、文の内容によって、与えられた4つの選択肢からその文の意味と一致するものを1つ選ぶ。

第三部分は合計20問。すべての問題にはいくつかの文と、それぞれの文のあとにいくつかの質問があり、答えとして4つの選択肢から正しいものを選ぶ。

3.书写(記述)

第一部分は合計8問。すべての問題にはいくつかの中国語の単語があり、その単語を使って正しい中国語の文を作る。

第二部分は合計2問。1問目は与えられたいくつかの単語を使って80字程度の中国語の文章を作る。2問目は一枚の 写真があり、その写真について80字程度の中国語の文章で説明する。

三、成績について

HSK(五級)の成績はリスニング、読解、書写の得点3つのパートに分かれていて、それぞれの得点は0-100の間で、合計得点が180点を超えたら(180点を含む)、合格となる。

HSK(五級)の成績は長期間有効で、外国人留学生が中国の大学に入学する時、中国語能力の証明としては、その有効期間は2年である(試験日から数え始める)。

------ 以上は《新汉语水平考试HSK(五级)大纲》に基づいて作ったものである。 ------


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