HSK(三級)紹介

HSK(三級)は合わせて80問、リスニング・閲読・書写の3つのパートに分かれています。

すべての試験時間は約90分間(受験生が個人情報を記入する時間を含む)

1．听力(リスニング)

第一部分は合計10問。問題の音声は2回ずつ流れる。各問題は全て短いフレーズで、問題用紙には数枚の写真が用意されている。 受験者は録音の内容を聞いて写真の内容と一致するかを判断する。

 第二部分は合計10問。問題の音声は2回ずつ流れる。すべての問題は2人がそれぞれ1回話し、問題用紙には その語句が書かれていて、受験生は流れる音声に従い、その語句の正誤を判別する。

 第三部分は合計10問。問題の音声は2回ずつ流れる。すべての問題は2人のそれぞれ2回話し、第三者は対話の内容から1つの質問をする。問題用紙には その質問に対する答えが3つあり、 受験生は流れる音声に従い、最も合う選択肢を選ぶ。

 第四部分は合計10問。問題の音声は2回ずつ流れる。すべての問題は2人のそれぞれ4～5の語句の対話で、第三者は対話の内容から1つの質問をする。 問題用紙にはその質問に対する答えが3つあり、受験生は流れる音声に従い、最も合う選択肢を選ぶ。

2．阅读(読解)

第一部分は合計10問。20の文が用意されていて、互いに関係するペアの文を選び出す。

第二部分は合計10問。すべての問題には1つか2つの文が用意されていて、途中で空欄が1つあり、選択肢の中から最も適当な単語を選んで空欄を埋める。

第三部分は合計10問。すべての問題には1つの文のあとに1つの質問があり、三つの選択肢の中から最も適当なものを選ぶ。

3．书写(記述)

 第一部分は合計5問。すべての問題にはいくつかの中国語単語が用意されていて、それを並び替えて正しい文を作る。

 第二部分は合計5問。すべての問題には与えられた分の中に空欄が1つあり、前後の内容により最も適当な漢字を埋める。

HSK(三級)の成績はリスニング、読解、書写の得点3つのパートに分かれていて、それぞれの得点は0-100の間で、合計得点が180点を超えたら（180点を含む）、合格となる。

HSK(三級)の成績は長期間有効で、外国人留学生が中国の大学に入学する時、中国語能力の証明としては、その有効期間は2年である(試験日から数え始める)。