HSK(四級)紹介

HSK四級は、受験生の中国語の応用力を測り、「国际汉语能力标准」四級、 「ヨーロッパ言語共通参考標準(CEF)」B2級に相当する。HSK四級に合格した受験生は、 中国語を使った広い範囲にわたる話題についてのコミュニケーションができ、中国語を母国語とする人と比較的にスムーズに交流できる。

一、試験対象

HSK(四級)は主に毎週2~4時間のペースで中国語を2年間学び、1200個の常用単語を習得した受験生に向けている。



二、試験内容

HSK(四級)は合わせて100問、リスニング・読解・記述の3つのパートに分かれている。

試験分類 試験内容 出題数 試験時間 満点
听力(リスニング) 第一部分 10問 45問 約30分 100点
第二部分 15問
第三部分 20問
阅读(読解) 第一部分 10問 40問 35分 100点
第二部分 10問
第三部分 20問
书写(記述) 第一部分 10問 15問 25分 100点
第二部分 5問
答案用紙に記入 10分
合計 100問 約100分 300点

すべての試験時間は約105分間(受験生が個人情報を記入する時間を含む)

1.听力(リスニング)

第一部分は合計10問。問題の音声は1回のみ流れる。すべての問題は1人が短い話をし、もう1人がそれについて1つの文を言 う。 その文が問題用紙に書かれている文と一致するかどうかを判断する。

第二部分は合計15問。問題の音声は1回のみ流れる。すべての問題は2人がそれぞれ2回話し、 第三者は対話の内容から1つの質問をする。問題用紙にはその質問の答えとして4つの選択肢が用意されていて、 受験生は流れる音声に従い、最も合う選択肢を選ぶ。

第三部分は合計20問。問題の音声は1回のみ流れる。すべての問題は4~5文の会話あるいは短い話で、 その内容について1つか2つの質問をする。問題用紙には質問の答えとして4つの選択肢が用意されていて、受験生は流れる音声に従い、最も合う選択肢を選ぶ。

2.阅读(読解)

第一部分は合計10問。すべての問題には1つか2つの文があり、文の中に空欄が1つある。受験生は用意されている 選択肢から、適当なものを1つ選んで空欄を埋める。

第二部分は合計10問。すべての問題には3つの文があり、文の内容に基づき、与えられた3つの文を並べ替え正しい順にする。

第三部分は合計20問。すべての問題には1つの文のあとに1つか2つの質問があり、その答えとして4つの選択肢から正しい ものを選ぶ。

3.书写(記述)

第一部分は合計10問。すべての問題にはいくつかの中国語の単語があり、その単語を使って正しい中国語の文を作る。

第二部分は合計5問。すべての問題には一枚の写真と1つの単語があり、受験生は与えられた単語を使って写真の内容を1つの文で表現する。

三、成績について

HSK(四級)の成績はリスニング、読解、書写の得点3つのパートに分かれていて、それぞれの得点は0-100の間で、合計得点が180点を超えたら(180点を含む)、合格となる。

HSK(四級)の成績は長期間有効で、外国人留学生が中国の大学に入学する時、中国語能力の証明としては、その有効期間は2年である(試験日から数え始める)。

------ 以上は《新汉语水平考试HSK(四级)大纲》に基づいて作ったものである。 ------


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