HSK(六級)紹介

HSK六級は、受験生の中国語の応用力を測り、「国际汉语能力标准」五級、「ヨーロッパ言語共通参考標準(CEF)」C2級に相当する。 HSK六級に合格した受験生は、中国語の音声情報や文字情報を不自由なく理解でき、中国語を使って自らの意見をスムーズに表現できる。

一、試験対象

HSK六級は、主に5000語以上の常用単語を習得した受験生に向けている。



二、試験内容

HSK(六級)は合わせて101問、リスニング・読解・記述の3つのパートに分かれている。

試験分類 試験内容 出題数 試験時間 満点
听力(リスニング) 第一部分 15問 50問 約35分 100点
第二部分 15問
第三部分 20問
阅读(読解) 第一部分 10問 50問 45分 100点
第二部分 10問
第三部分 10問
第四部分 20問
书写(記述) 作文 1問 45分 100点
答案用紙に記入 10分
合計 101問 約135分 300点

すべての試験時間は約140分間(受験生が個人情報を記入する時間を含む)

1.听力(リスニング)

第一部分は合計15問。問題は1つの短い話で、音声は1回のみ流れる。問題用紙には4つの選択肢が用意されていて、受験生は流れる音声に従い、最も合う選択肢を選ぶ。

第二部分は合計15問。問題は3つのインタービューで、音声は1回のみ流れる。すべてのインタービューのあとに5つの質問があ り、答えとして4つの選択肢が用意されていて、受験生は流れる音声に従い、最も合う選択肢を選ぶ。

第三部分は合計20問。問題はいくつかの話で、音声は1回のみ流れる。すべての話のあとにいくつの質問があり、質問答えとして4つの選択肢が用意されていて、受験生は流れる音声に従い、最も合う選択肢を選ぶ。

2.阅读(読解)

第一部分は合計10問。すべての問題には4つの文があり、その中に1つだけ間違っている文があり、受験 生はそれを選び出す。

第二部分は合計10問。すべての問題には1つの短い文があり、文の中に空欄が3つ~5つある。受験生は文の内容から、与えられた4つの選択肢の中からもっとも 合うものを選ぶ。

第三部分は合計10問。2つの文章にそれぞれ5つの空欄がある。空欄を埋める選択肢として、各文章には5つの文があり、受験 生は文章の内容を理解し、与えられた5つの選択肢から、正しいものを選んで空欄を埋める。

第四部分は合計20問。いくつかの文章に、それぞれいくつかの質問がある。各質問には、それぞれ4つの選択肢があり、受験 生はその中から文章にもっとも一致するものを選ぶ。

3.书写(記述)

受験生はまず1000字程度の文章を10分間読み、その後文章が回収される(読んでいる間のメモは禁止)。 それから35分間、その文章を400字程度の短文に要約し、 その短文の題名(タイトル)は受験生自身が決める。自分の見解や意見を述べる必要はない。

三、成績について

HSK(六級)の成績はリスニング、読解、書写の得点3つのパートに分かれていて、それぞれの得点は0-100の間で、合計得点が180点を超えたら(180点を含む)、合格となる。

HSK(六級)の成績は長期間有効で、外国人留学生が中国の大学に入学する時、中国語能力の証明としては、その有効期間は2年である(試験日から数え始める)。

------ 以上は《新汉语水平考试HSK(六级)大纲》に基づいて作ったものである。 ------


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